『V2H』EVを電源に!| 株式会社エリアワン - エコスマで高性能ZEH 新築一戸建て

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『V2H』EVを電源に!

2023.01.14

「V2H」という言葉をご存じですか?「クルマ(Vehicle)から家(Home)へ」



電気自動車に蓄えられた電力を、家庭用に有効活用する考え方のこと。エコカーの新しい可能性として注目が高まっているV2Hのポイントを紹介します。



 



コンセントから充電スタンド、そして蓄電機能の搭載……電気自動車の充電方法の進化



まず、V2Hの普及と関係が深い、EV/PHVの充電方法の進化についてご紹介します。



今まで一般的だったのは、自宅に設置されている100V/200Vのコンセントから充電する方法でした。その後、家庭用の充電スタンドが登場。家庭用電源から電気自動車に充電するだけではなく、電気自動車に蓄えた電力を家庭用電源としても使用できる給電機能も備えるようになりました。



さらに近年では、昼間に太陽光発電で生み出した電力を蓄え、夜間に充電できるように蓄電池機能を搭載した製品も生まれています。全て太陽光発電で蓄えた電力でまかなうことができれば、電気代(電費)はかかりません。



電気の変換技術や蓄電池、充電器の性能向上、そして太陽光発電の普及……こうした時代と技術の変化に伴って単なる「充電スタンド」の枠にとどまらない高性能なV2H機器が普及。EV/PHEVをさらに賢く使用できる環境が整ってきています。更に2023年にはパナソニックやオムロンが電気自動車を家庭の電源として使うシステムに参入。ニチコンは増産。EVの普及や補助金を背景に蓄電容量の大きいEVの電池を非常用電源として利用する動きが広まっています。

 



V2H機器の5つのメリット



①家庭用の200Vコンセントに比べて充電時間が短い

 V2H機器を使えば、充電時間は200Vコンセントの半分。「電気自動車に乗ろうと思ったときに十分に充電できていなかったらどうしよう……」という心配を減らすことができます。



②電気料金の節約に貢献

 日中にクルマに乗る方の場合は、電気料金が安くなる深夜料金で充電することができます。もし日中外出しない場合は、夜間にEV/PHVに蓄えた電気を家庭用電源として使用することで、ピークシフトにも貢献。大幅な電気代の節約が期待できます。



③停電時にバックアップ用電源として機能



夜間に停電した際は電力会社の給電や太陽光発電の電力が利用できなくても、自動車に蓄えた電力を蓄電池代わりとして家庭で使えるので安心です。



④一般的な蓄電池と比べて、電気自動車の電池容量が大きい



一般的な家庭用蓄電池は4~12kWhの容量であるのに対し、電気自動車は10~40kWhと大容量。より長い時間、電化製品を使用することができます。(一般的な蓄電池よりも中古車として販売されている電気自動車の方が値段が安い場合もあり、実際に蓄電池代わりとして中古の電気自動車を購入される方もいらっしゃいます。



⑤自治体によっては、補助金を受け取れる



EVやPHVなどのエコカーには、自治体ごとに補助金制度を設けています。中には、車両本体だけでなくV2H機器にも補助金を支給するところもあるので、お住まいの自治体に確認することをおすすめします。



 


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