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現場レポート Y様邸 気密検査①
2019.12.02
- #現場レポート
Y様邸 気密検査の日です。
当社のエコスマの住まいは高気密、高断熱を標準仕様としています。
もちろん、高気密の裏づけとして気密測定を1棟1棟必ず行います。
家の隙間は目視ではなかなかチェックできません。
それを確認する為にも全棟気密測定を行う事が必要になってきます。
現場監督がふっと「この工事用のドアの隙間で、どんな結果が出るのかなぁ…」と一言。時間的な余裕もあることから実験的に試してみました~このドアは、工事中の簡易的な玄関ドアです。下の写真を見ていただくとわかるようにドア全体的に2~5mm程度の隙間ができています。
この状態で、室内圧をマイナスにする機械スイッチをON!スタート!!!
しばらく(1~2分程)すると…
ピュ~~~~~!
ゴーーーーーー!
隙間から、ものすごい音と風が吹き込んできます。
機械を使い強制的に室内圧をマイナスにしているので、外内圧を±0に戻そうと外から入ってくる空気の音です。
音だけ聞くと、まるで台風の時の音に似ています。この時の、扉は非常に重たくなり、開けるのが大変困難になります。
結果は… C値=1.9
一同、う~ん…なんだか微妙な数値です。。。
ドア全体的に2~5mm程度の隙間で1.9と不合格の数値が出てくるなんて正直少しショックな気分です。気密に力を入れて日々作業を進めていますが、見落としや気の緩みで隙間を作ってしまったら、検査結果は簡単に不合格が出てしまうということです。
数字は正直なので誤魔化しがききません。
気を引き締める実験になりました。
次ブログで、正式な検査結果をUPします!